2022年7月に受検しました!結果は不合格(涙)
検定試験に魔物は出るとはその通りでした。。。
次回の2級試験は必ず合格するために、試験での出来事を振り返っていきます。
ネイリスト技能検定合格基準
採点は5点満点法で採点します。
- 50点満点で、38点以上(減点を反映した合計得点)
- 失格対象に該当していない
つまり失格対象に該当することは絶対してはいけません!
逆に言えばここをクリアしていれば減点があったとしても合格の可能性はあります。
私の失敗談から不合格の原因を考える
2022年7月に受験したネイリスト検定の体験から、私が不合格の原因となったと思われる事項をまとめました。
1 事前審査前のセッティング時間にモデルの指を触る
これ、独学で受けようと思っている方は特に知らない方が多いのではないでしょうか。
試験における失格項目の中に下記の項目があります。
事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合( 2 級はインターバル中も含む)、実技試験におけるタイムオーバー
私、これを事前審査が始まってからや、作品が仕上がってからだと勘違いしていたんです・・・。
試験当日は会場が遠かったため近くにホテルを取り前泊し、早朝からポリッシュの仕込み。
モデルさんも嫌な顔せず付き合ってくれたおかげで万全の準備で余裕を持って会場入り出来たのですが・・・。
人間時間があると、いつも気にならないことが気になってしまう。
なぁ、これ表面に傷入ってない?ちょっと見てほしい!
多少の傷なら減点にならないので気にしなくてOKです!
このやりとりが数回続き・・・。モデルさんの心配を和らげようと、近くで爪を確認してしまったのです。
ポリッシュを塗り直すような行為はなかったものの、傷を確認するときに上から指で軽く触れてしまいました。
その直後に、「モデルの手には絶対に触れないでください」とのアナウンス・・・。心が死にました。
試験管が見ていたかどうかは分かりませんが、厳しい試験官であればこの時点で失格とみなしていたはずです。
今回私は筆記は受かっていたので、失格ではありませんでした。
- 実技試験中以外はモデルの手に決して触れない
- モデルにも予め手に触れることはできないことを伝えておく
これは絶対に守りましょう!
2 【試験前半】緊張でウッドスティックを落とす
試験本番に手が震えてしまう。これはよくあることですね。
とは言っても、序盤も序盤、ポリッシュオフで落としきれなかったサイドウォールに手をかけた途端に落としてしまうとは、情けないです。
落とすだけではに減点や失格にはならないので安心してください。
※試験中に用具類を落とした場合は、試験官に手を挙げて連絡し、自分で拾い、落とした用具の消毒、及び手指消毒を行った後「、消毒しました」と挙手をして申告すること(。再使用しない物は、消毒を行わなくてもよいが、落とした物を拾う行為に対して手指消毒を行うこと)
今回私が落としたものはウッドスティックで複数本用意していたので拾わず放置で済みましたが、例えばプッシャーなど1本しか用意のない用具類を落とした場合は、上記の手順に沿って拾う必要があります。
3 【試験後半】カラーリングにコットンのけばけばが付着してしまう
ポリッシュカラーリングはキューティクルラインに沿って丁寧に塗ります。
はみ出た時は鋭利に研いだウッドスティックを使って細かいはみ出た部分を拭い取ります。
しかし・・・この時用意していたウェットステリライザーに敷いていたコットンがウッドスティックに付着していたのです。
気づかないまま拭ってしまったため、試験時間ギリギリになってコットンが爪に付着してしまいました。
ウェットステリライザーのコットンにはガーゼを巻き付けて!!
今なら声を大にして伝えたいです。(涙)
コットンスティックで拭う場合もそうでない場合も、ポリッシュリムーバーを含ませて拭うのが良いですね。
ドラッグストアで売っている200円程度のコットンを使っていたのですが、再試験に向けてシャレドワのコットンを買ってみました!
さすがネイル用というだけあって、毛羽立ちにくくある程度の硬さ、強度があり使いやすいです。
ケチらずに最初から使えばよかったという気持ちでいっぱいです・・・。
私はコットン一枚一枚を半分に折った状態に仕込んで持っていきました。
これから検定を受ける予定の方は、ぜひシャレドワのコットンを使ってみてくださいね。
【不合格画像】試験終了時点の作品
結果としては、今回の受験結果は不合格でした。
練習に付き合っていただいたスクールの先生やモデルを引き受けてくれた方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今となってみるとかなり恥ずかしい出来ですが、誰かの役に立てれば嬉しいです!
こちらが不合格になった作品です。
※試験終了後に触ってしまっているので一部ポリッシュがよれている部分があります。
反省点
- カラーリングのキューティクルラインがガタガタしている
- チップラップのフリーエッジが長すぎる(実際には5−6mmですが自爪のフリーエッジが深いため長く見える)
- コットンのけばけばがついたままになっている
赤ポリッシュは塗りやすい分、はみ出た時やガタついてしまった時の修正を丁寧にしないと一気に仕上がりが汚くなってしまいます。
トップコートで仕上げた後だと修正が難しいので時間配分に気を配りながらカラーリングの合間合間に手直しをしていくことが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本番モデルさんとの通し練習を繰り返しやることで自信をつけ、過度な緊張を抱えたまま当日を迎えることのないようにしたいですね。
これからネイリスト検定を受験する方の参考になれば嬉しいです!